三重県いじめ防止強化月間の取り組みについて

 三重県では、児童生徒が安心して学習その他の活動に取り組むことができるよう、学校の内外を問わずいじめが行われなくなるようにすること等を基本理念とした「三重県いじめ防止条例(以下、条例)」を平成30年4月から施行し、今年で5年目を迎えました。条例では、いじめの防止に関する県民の理解を深め、社会総がかりでいじめの問題を克服するため、毎年4月及び11月をいじめ防止強化月間としています。

1.県教育委員会の取組

(1)公共交通機関におけるキャンペーン

いじめ防止をテーマとしたペイントを施したり、バスや子どもたちが作成したヘッドマークつけた列車の走行、ポスターの掲示などを子どもたちと一緒に取り組んでいます。

令和4年の取り組みとして、三重交通バスへのペイント、三重交通の路線バスでのポスター掲示、伊勢鉄道の列車のヘッドマークを付けての走行などをおこないました。

(2)イベントでの啓発活動

イベントに合わせて会場でスポーツ選手やマスコットキャラクターによる啓発活動や、ショッピングセンターでのいじめ防止啓発イベントをおこなっています。メッセージボードにいじめ防止応援メッセージを書いてもらったり、STOP!いじめのシールを貼ったお菓子等の配布、ピンク色のマスク、啓発チラシなどの配布等をおこなっています。

令和4年の取り組みとして、伊賀FCくノ一三重(女子サッカー)ファン感謝デーでの協力、イオン津南 みなみの広場での高校生やいじめ防止応援サポーターによる啓発活動などをおこないました。

(3)デジタルサイネージや店舗での「いじめ防止強化月間」のポスター掲示

いじめ防止応援サポーターや子どもたちに動画やポスターを作成してもらい、各施設やショッピングセンター等に掲示しています。

令和4年の取り組みとして、三重ホンダヒート(男子ラグビー)の協力を得て動画を作成しました。また動画やポスターを桑名、近鉄四日市駅前、白子、津中央、久居、松阪、伊賀、上野、名張の各郵便局、イオン津南、県内ローソン 約150店舗に掲示させて頂きました。

(4)街頭啓発活動

駅前にてピンク色のマスクと啓発チラシを配布するなど啓発活動をおこなっています。

令和4年の取り組みとして、近鉄・JR津駅、近鉄名張駅、近鉄四日市駅、近鉄宇治山田駅にて、三重ホンダヒート(ラグビー選手)、伊賀FCくノ一三重(サッカー選手)、PEARLS(ラグビー選手)、FC.ISE-SHIMA(サッカー選手)、明治安田生命の皆さんとそれぞれの地域の高校生、県教育委員会職員が一緒に啓発活動をおこないました。

2.学校の取組例

学校では以下のような取り組みがおこなわれています。

3.いじめ防止応援サポーターの取組例

いじめ防止応援サポーターでは、各種イベントや該当啓発活動、動画やポスター作製などの協力の他、以下のような取り組みがおこなわれています。


●過去の取組はこちら

これまでのいじめ防止強化月間における主な取組は、次の通りです。

●これまでのいじめ防止強化月間における取り組み(三重県ホームページに掲載)


 

いじめ防止の取り組み